ごあいさつ
2015年から2019年まで5回にわたり実施してまいりました寶宿祭。
新型コロナウイルス感染症により残念ながら4年間開催を見送ることとなりました。
四年の間、お神輿が劣化するなど環境の変化がいろいろとございました。
しかしながら今年は微力ながら賑わいづくりに貢献できるよう、また来年は盛大に女神輿を出せる様、規模を縮小する形ではございますが、5年ぶりに開催する運びとなりました。
あわせて、女神輿の修繕を目的として募金活動を行いたいと思っております。
「宝が宿る祭り寶宿祭」は摺ヶ浜地区の若宮神社で行われています。
若宮神社は「子宝の神社」として古くから伝えられ、神社前の通りは子宝通りと名づけられています。 神社の境内には、それにまつわる遺物があり、以前から「お参りしたら授かった」また「無事産まれました」と賽銭箱の中に報告を頂くケースもあります。
日本で不妊症に悩むカップルは6組に1組といわれ、何らかの不妊治療を受けている人は50万人と推測されています。私たちはそんな不妊に悩む女性に勇気と元気を与えるため、これまで指宿温泉祭を中心に神輿に取り組んできた経験を活かし、今回この取り組みを摺ヶ浜地区や子宝通りの魅力増強に活かせないだろうかと考え、2015年に第一回となる寶宿祭を実施いたしました。
「子は宝」と言われるように、子どもたちの笑い声が聞こえてくる地域こそ、明るく活気のある地域であると考えることから、今年は地元指宿の高校生や子供たちにも協力をしてもらい、本祭りを盛り上げたいと思います。
参加者や地域の方、ご来場いただける方々が交流し、誰もが元気で輝ける日々を
過ごせるよう願いを込めて、宝が宿る祭「寶宿祭」を開催いたします。
令和6年4月吉日
寶宿祭実行委員会
会長 鈴木芳乃